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羽毛ふとんの基礎知識(その2)

2007/04/27

ダウンプルーフ加工について

 羽毛布団を洗っていて一番困るのは中の羽毛が側生地の繊維の隙間から抜け出ることと、羽毛が偏ることです。
羽毛の毛玉は非常に小さい為普通の繊維だと繊維の糸と糸の隙間から簡単に抜け出てしまうために、多くの羽毛ふとんはダウンプルーフ加工と呼ばれる、抜けを防ぐ為の特殊な加工がしてあります。
これは生地に高温をかけながら、ローラーで折り目を潰す加工のことで、こうすることで繊維と繊維の間が潰れて、普通は丸い糸が平らになって糸と糸の隙間が狭くなって羽毛が抜けにくくなるわけです。
 
それでも数年前までは羽毛が抜け出ている布団を見ることがよくありましたが、最近は少なくなったように思います。
それでもまだかなり見かけますので、購入する際にはやはり注意が必要と思います。
ただ問題もあるようです。このダウンプルーフ加工をすると通気が悪くなり発散性が悪くなることです。このため羽毛ふとんは寝ている間ムレやすいことをある程度覚悟しなければならないようです。
このムレを防ぐためにさらに特殊加工がされたものとか、樹脂加工されたものとか、羽毛布団には実にさまざまな種類があります。
専門的になるのでここではこれ以上は書けませんが、いずれにしても素人では判断が難しいことなので、羽毛布団を購入する際はより良心的な布団店を選ぶことを何よりお奨めします。

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