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羽毛ふとんの基礎知識(その1)

2007/04/06

ダウンとフェザーについて

さてまずは高級寝具の代名詞とも言える、羽毛布団のお話しです。
羽毛ふとんは水鳥から採取される羽毛を使って作られているのですが、一般的にはスモールフェザーとダウンと呼ばれる2種類の毛を混合して作られています。
スモールフェザーとは柔らかい羽軸がついた羽根で、ダウンは水鳥の胸のあたりのたんぽぽのわた毛のようにふわふわした軸のない毛です。
 
このダウンとスモールフェザーの比率がふとんのよしあしを決めるひとつのポイントで、ダウンが多いものほど高級と云われ、ダウンが50%以上のものが「羽毛ふとん」、50%以下のものは「羽根ふとん」と呼び分けされています。
 
そうするとダウン100%のものが最高級品と云うことになるのですが、実際はダウンとフェザーの選別が難しくて、ダウン100%のつもりでも実際にはフェザーが5%くらい混ざってしまうようで、汎用品としての羽毛ふとんではダウン95%がほぼ最高級のようです。
 
この水鳥は実際にはグース(ガチョウ)とダッグ(あひる)が使われますが、グースの方が身体が大きいだけ毛玉も大きくて品質が高いと云われています。
さらに羽毛の原産地も品質に影響しているようです。最近は中国産も多いそうですが北緯45度以北の寒冷地のものほど高級とされ、特にハンガリーやポーランドなど北欧のものが有名ブランドになっているようです。
 
羽毛ふとんはこういった水鳥の種類や産地などによって価格が、実にピンからキリまでもの凄い差があります。
はたして実際に使ったときにどれほどの差があるのか、またどれくらいの価格のものがよいのか、これは私たちにもわかりません。
しかしなんと云っても高価なものです。私たち消費者自身がきちんとした知識を身につけておくことが大切なことではないでしょうか。

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